水産経済新聞に経営計画発表会が掲載されました

水産経済新聞 2013年(平成25年)11月29日(金)

25年後の100周年向け
亀和商店、56期経営計画発表会
「事業展開、ゆっくりと」

 亀和商店は第56期経営計画(2013年9月1日ー14年8月31日)を策定したことから、26日、社員および取引先関係者を招き、発表会を開いた。
 和田一彦社長は、「社長はこんなことを考えているのだということを社員、また、それを取り巻き応援してくださる関係者に理解してもらうため、昨年から経営計画発表会を始めた」と冒頭あいさつし、社員一人ひとりに第56期経営計画書と同時に賞与を渡し、計画書の内容を説明した。
 和田社長は経営ビジョンとして、「漁獲から消費までを視野に入れ、築地市場を起点として、お客様に喜ばれるサービスを提供し続ける」とし、水産仲卸の存立基盤としては、「日本沿岸で良質で多様な天然魚が豊富に漁獲されること。すべてが養殖魚や輸入魚になったら、もはや仲卸は必要ない」とした。
 今後は5年ぶりに再開した新卒を毎年採用し、20年の東京オリンピックや豊洲市場への移転、新規ホテルの開業など新たな動きをチャンスとしてとらえ、25年後の創業100周年に向けて新たな歩みとして漁業、飲食業への事業展開をゆっくりと進めると説明した。
 早速、今月、川崎河川漁協に准組合員として加入することになり、来年6月からのアユ漁解禁から多摩川の天然アユの漁獲を行い、販売していくことも明らかにした。
 また、豊洲新市場では海外輸出を行うためISO22000の取得も目指す。

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